実家のかたずけをしていた私は急に経験したことのない症状にみまわれてしまいました。
案の定心筋梗塞。
現実を受け取れないまま、大きな病院で検査を受けることになりました。
診断書を持って大きな病院へ
個人病院で心筋梗塞と診断された私は、即紹介先の大きな病院へ行きました。
受付をしている間も息苦しく、そんな状況の中、看護婦さんが車いすをもってきてくれました。
歩けるのに・・・
まだ状況を飲み込み切れていない自分は内心そう思っていました。
そこから移動式のベットに寝かされて中に運ばれました。
まずはカテーテルで検査をするということで足の付け根から管を入れられ、そして胸に冷たいものを塗られて、何か胸に押し当てて画面を見て先生と看護師さんがなにやら話をしています。
カテーテルという言葉が出た時は、ドラマで聞いていたので、そんなに時間のかかる手術ではないのかなと少し期待してしまいました。
そうしているうちに今度はおしっこの管をつけられました。
とても違和感と痛さがあってこれがしばらく続くのはいやだなと思いました。
こんな時におしっこの管の痛さが最優先されている自分がおかしく、そんなもんかなと思っていました。
期待を裏切る診断結果
妻と息子が来てベッドの横で説明を受けています。
何を言っているのかあまり聞き取れなかったのですが、入院や手術のことみたいです。
せん妄というのがあって、ICUに入っていると怒りっぽくなったり、変なことを言い始めたりということがあるということ、それは病院の先生でもそうなることがあるというようなことを説明されていました。
私は、本人に話せばいいのに、と思いながら聞いていました。
そのあと、現在の状況を先生が先生が説明してくださりました。
心臓弁膜症ということで、心臓の多分向かって右側の弁の筋肉の一部が切れていて、血液がそれによって逆流してしまっているというようなことだったと思います。
3日寝ることへの不安
心筋梗塞をおこしてから少し心臓を休めてから手術したほうがいいので、3日後に手術しますとのことでした。
それまでは麻酔で寝ているので、起きた時にはもう手術は終わっているよ、とのことでした。
私は、3日も寝ていることや手術のことでとても不安になりました。
正確には手術よりも3日も寝ていることがなぜかとても不安でした。
それと、おしっこの管が気持ち悪い。
こういう時は案外そんなことを考えるのだなと思いました。
先生が最後に肩に手を当てて、
「大丈夫、委ねてください。」
とおっしゃりました。
肩に手を当てるのは例のあのドラマと同じだと、少し感動しました。
その一言はとても心強く、安心感がありました。
この時点で初めて少し泣きそうになりました。


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