私は現在60歳、去年の4月、心筋梗塞で手術をしてから9ヶ月たちます。
それまで大きな病気をしたことがなく、自分にとってはとてもインパクトのある経験だったので、今までは、病気のことを振り返るのもいやでした。
救われたのは名も知れぬ人の経験談
何か不安にさいなまれたりした時、救われたのは、ネットにある経験談でした。
ほんのささいなことで不安になったり落ち込んだりした時にとても助かりました。
同じ病気でも人によって症状も様々で、置かれている状況も様々ですが、救われました。
少し、落ち着いてきた今、心筋梗塞が発症してからのことを書こうと思ったのは、そんな経験からです。
自分の経験を書くことで、誰かがほんの少し安心してくれたいいなと思いながら、心筋梗塞発症からのことを書くことにしました。
今回は、発症から、大きな病院へ紹介状をもって行くまでのことです。
定年退職1か月前
60、定年退職まで一か月になった4月、有休消化のために、会社を休んでいました。
あとは退職日に手続きとあいさつをするだけ、実質的にはもう退職したような状態です。
といっても退職してから隠居生活にはいるほど余裕もないんですけど、この休みの間に空き家状態になっている実家を片付けようと通っていました。
突然の発症
ごみを分別して、近くの清掃工場にごみを捨てに行った帰り、突然、食道がスースーする感じと共に、胸の痛み、肩、あご、の痛み、息苦しさが襲ってきました。
実家に戻り、少しいすに座っていたんですが、脂汗がでてきて、これまで経験したことがない感じだったので、これはおかしいと思いました。
とりあえず、クルマに乗ってシートを倒し、万が一救急車を呼ぶときのために携帯をもって30分ほど休みました。
携帯で症状を調べてみると、心筋梗塞の症状と完全に一致しています。
とりあえず収まってくれ。
そう祈りながらもまさか自分が心筋梗塞になるなんて違うよな、思いこませながら、休んでいました。
ほどなく、何とか症状は収まってきたので、いったん、家に帰りました。
病院に行くが症状出ず
家では起き上がるのも面倒で、微熱がありました。
実家の片づけで身体が筋肉痛と疲れがあったので、そのせいか、風邪かなんかじゃないかと症状が収まった状態ではそう思っていたんですが、やはり、何かおかしいと感じて病院に行きました。
病院で、心電図を撮ってもらったんですが異常もなく、疲れが出たんじゃないかとのことでした。
症状のことはお話したんですが、心電図を撮ったので、安心して家に帰りました。
考えてみれば、この時、自分でやはりおかしい、というべきだったのかもしれません。
が、信じたくないというか、正常性バイアスというんですか、そんな感じで無意識に自分に言い聞かせて安心していたのかもしれません。
週末をはさんで、明けた月曜日、体調を見てみようと散歩にでかけました。
途中、靴の紐を結ぶためにしゃがんだあと、軽くめまいがして、その後、だんだんと歩くのがきつくなりました。
家に帰るのに坂か階段をいかなければいけないんですが、ゆっくりゆっくり歩きました。
家に着く直前、目がちらちらしてしゃがみ込みそうになり、息切れもして、これはさすがにおかしいと別の病院に行きました。
心筋梗塞と診断される
今度の病院でも心電図を撮ってもらいました。
即、心筋梗塞だと診断され、大きな病院に紹介状を書いてもらいました。
あまり心筋梗塞の知識もなく、これって死んでしまうパターンなのかと考えたり、それでも何か実感がなくて、先生に、今日行かなければいけませんか?と聞きました。
この時点で息切れがひどく、かなりきつい状態にもかかわらず。
もちろん、即、診断書をもって病院に向かいました。


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